難転

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閃の軌跡Ⅲ 考察・予測(妄想)③ 各勢力の目的編

どうも、お久しぶりです!なんと三か月ぶりの更新です、なんてこったい……。そして発売一週間前を切っています……早い、早すぎる……。 なぜ更新が遅くなったかと言うと、オクトパストラベラーをプレイしていてですね、そちらにうつつを抜かして居たからです。クリアしたので、そちらの記事も書く予定です(あれそういえばゴーストトリックの記事も書いてない……) そんなこんなしていたらPVとかリィン達とかリベール組とか色んな発表が……。 更新が無い間も多くの方に見て頂けた様で感謝の極みです。 それでは今回の内容に行きますね!

閃Ⅳでの勢力図について

今回は各勢力の目的についてです。 まず、閃Ⅳでどういった対立構造になるのか私の予測を書きます。

1.帝国政府+地精+結社 VS  2.ヴァイスラント決起軍+帝国以外の国 VS  3.新旧Ⅶ組

こんな感じです。 ちなみに大雑把に分けてこうなるのであって、個人の思惑で動くキャラもかなりいると思いますので(例:マクバーン、デュバリィ、アリアンなど)これが絶対、と言う訳ではないです。 また本編内で関係性の変動も考えられます。

次になぜこうなるのか?という理由など。

1.帝国政府+地精+結社

おそらくオズボーン(イシュメルガ)を主としている帝国政府と地精、利害の一致で手を結んだ結社。 閃シリーズ最大の敵……ですね。 細かい内訳としては 帝国政府(オズボーン+鉄血の子供たち+軍、政府の大多数+トールズ本校) 地精(アルベリヒ+ジョルジュ+雇われた西風) 結社(使徒+執行者) ここに関しては特に理由とかは……無いかな? しかし改めて見たら凄い敵ですね……。軌跡シリーズ完結作と言われても通るレベル。

2.ヴァイスラント決起軍+帝国以外の国

ミルディーヌ・ユーゼリス・ド・カイエンを首魁とするヴァイスラント決起軍と、それに協力する帝国以外の国。プロローグの世界の意志、という部分とクローゼとカシウスが帝国に来る、黒月が動くみたいなので……帝国の横暴を目の当たりにして他国が黙っているはずもないですよね。 ヴァイスラント、はドイツ語で白の国(州、土地)のような意味らしいです。また、ミュゼ自身もイーグレット(白鷺)という白の入った名前を持ちます。 敵であるオズボーン達は黒の工房、黒の騎神……と黒づくめですので、それと反対に位置する、ということなんでしょうか(そもそもエレボニア自体ギリシャ神話の暗黒の神エレボスを元にしているのでそれもある?)。 白と黒の名、関係性は作中重要な意味を持ちます。 となると、シュヴァルツ(黒)という名前を持つリィンは……。そういうこともあってシュヴァルツァー家も若干怪しいんですよねえ……。 白兎であるミリアムが剣になったことも何か意味がある……? アッシュ(灰)はミスリードだったのか、それともハーメルの燃え滓、という意味だったのか。

3.新旧Ⅶ組

ここに関しては皆さんお馴染みですね。もっというと分校関係者やリィン達の先輩、同学年たちからも協力してもらえると思います。(全員とはいかないかもしれませんが……) なぜ決起軍と協力出来ないのか?というのは後述します。

各勢力の目的について

さて、本題に入ります!

1.帝国政府+地精+結社

この勢力のトップであるオズボーン(イシュメルガ)の目的は、ずばり元の姿、至宝の姿に戻ることだと思っています。 まず、さっきからなぜオズボーン(イシュメルガ)という表記をしているかと言うことから説明します。 私はオズボーンはイシュメルガに乗っ取られていると思っています。 リィンが覚えているオズボーンと今のオズボーンの乖離が激しいこと。 Ⅲラストでクロウがイシュメルガを見てこれがあんたらの親玉か、と発言したこと。 皇帝がオズボーンのことをもはや人外であるといったこと。 が理由になっています。

イシュメルガには地の至宝の意志みたいなのが宿っていて、それがオズボーンをじわじわ乗っ取っていたんじゃないでしょうか。 全部乗っ取ってた訳ではなく、まだオズボーンとしての人格が一部残っているとは思うのですが……(ミリアムにぬいぐるみをあげた、リィンと話している時一瞬悲しい顔をしたなど) アルベリヒがオズボーンを崇拝している様な描写がありましたが、それは自分が崇めている地の至宝そのものだったからなのだと考えています。

それでは地の至宝と共に鋼になった火の至宝の意志はどこに行ったのか、という事になりますね。 火の至宝の意志は、ヴァリマールが持ってたんじゃないでしょうか?ヴァリマールは昔の記憶を無くしていましたよね。 だから、自分がそうである、ということを忘れてるんじゃないでしょうか。 しかも火の至宝を祀っていた一族の子孫である魔女の眷属は地精よりも騎神に関しての知識は少ないようでしたし……。 少なくとも全ての騎神に闘争の意志は刷り込まれているとは思いますが、灰と黒は特別なんじゃないかと。 もっと言えば、灰の騎神は元は白の騎神だったんじゃないでしょうか? 白と黒の対立関係については先程触れました。ここまでやるとここもそうなのかな、と。 何かあって灰の騎神になったんじゃないかな……単純に焔の燃え滓みたいな感じで灰の可能性もありますが……。

まあそもそもオズボーンはオズボーンのままかもしれませんしね!!(白目)

話が少し逸れましたが、まとめるとオズボーンの目的は、至宝を元の状態に戻すことであり、アルベリヒ達はそれを手伝っているということですね。その為に、7体全ての騎神が必要なのだと思います(騎神から鋼を取り出し一つに戻す)

至宝を元の状態に戻すとどうなるか? 多分、昔の再来で大きく被害を出すと思われます。それが世界の終わり、なのでしょうね。 それをどうにかするには、闘争の願いを至宝から引き剝がさないと行けないのですが……。

次に、利害の一致で協力している結社についてです。 彼らの目的は作中で明かされてるのは幻焔計画の遂行ですね。 クロスベルの幻を持って帝国の焔を呼び覚ます、というのが幻焔計画らしいですが……。 それはプレロマ草とか霊脈の活性化とか、そこらへんのことなのかなクロスベル異変での影響は……あとクロスベルが帝国の支配下に入り影響を受けるようになったことぐらい?黒の史書に書いてあったから…とかそこら辺も関係ありそうです……。

と、クロスベルでの幻を〜の部分は実行されているので後半の焔についてですね。 ストレートにとれば、焔の至宝ですよね。 地精は地の至宝が元に戻ればいいので、鋼から分離したら焔の至宝についてはどうでもいいんじゃないかと。結社は焔の至宝をなにかしたいみたいなので、好都合ということです。 なにがしたいのかは……情報が無さ過ぎて!

結社と言えばアリアンロードについて。 彼女には彼女の目的がある、と思われますね。 約250年前、彼女はアルグレオンに乗りドライケルス帝と共に獅子戦役を駆け、その終わりと共に亡くなったと言われていました。それがなんらかの形で生き返り、今に至ります。

彼女の生き返った方法は多分他の起動者たちとは違うんですけど……なんだろう、騎神同士の戦いに勝利したその祝福(至宝の影響)とか……?まあ分からんのでそれは置いときます。 彼女と晩年のドライケルスが会っていた、と黒の史書には書かれています。 晩年のドライケルスは、おそらく呪いに蝕まれそれに耐えていました。(アッシュと症状が酷似している、帝位を継いだ日に正体を知った=黒の史書を読んで呪いのことを知った、と思われるため)

そこで彼はアリアンロードと再会し、何か会話をしたと思われます。 ここで注目したいのが、彼は呪いについて「幸いなのは子や末裔には祟らぬことか」と言っています。

つまり子や末裔ではなく、自身の生まれ変わり的存在、魂を継ぐ者には呪いが祟るんじゃないか(起動者になる運命のものは呪いを避けられない)と私は考えました。(生まれ変わりについては妄想①で触れてます)

ドライケルスはそれを懸念していて、アリアンロードにどうにかしてくれる様頼んだ、もしくは彼女からどうにかする、と言ったのではないでしょうか?

呪いを解くにはどうすれば良いのか。 多分呪いは至宝の一部なので、別れてる至宝が元の形に戻り、闘争の願いが剥がれれば呪いも解けるんじゃないか、と。(起動者が必要無くなるので)

アリアンロードは呪いを解くために至宝を元の形に戻そうとしていて、元の形の至宝をなんかしようとしてる結社とは利害が一致する、だから協力している……みたいな……。(盟主を信奉している、というのもあると思いますが)

多分二人は恋仲……だったんでしょうね。

2.ヴァイスラント決起軍

先程色々書きましたがミルディーヌをトップに据えたこの組織の目的は世界の終焉を止めること、です。

で、どうやってその終焉を止めるのか?ってことなんですが……。 それはミュゼ曰く「最悪にして最低の最善手」で、あまり他の人に顔向け出来るものでは無く、呪いの強制力を逆手に取ったものだそう。 誰にとって最悪で誰にとって最善なのか? 最善なのはこの世界、もっと言えばこの世界に住む普通の人々でしょう。ミュゼが取れる手段の中で世界を守るために一番ベターなものだと思われます。

では、最悪なのは誰にとってか。 Ⅳ予測①で書きましたが、私はリィンが終焉にとってなんか必要な贄……だと思ってます。 それがあって向こうに捕らえられてしまった訳で、終焉計画にはリィンが必要不可欠ということです。 ……リィンをどうにかすれば終焉は止まります。そのどうにかっていうのが「殺害」とか「封印」とか「カーボナイト凍結」とか……そういったものなんじゃ無いでしょうか。だから新Ⅶや関係者には顔向け出来ない。リィンが贄になるのは呪いによる強制力である。……と考えれば辻褄は合う、と思います。

Ⅲでのミュゼの行動や「心も魂も欲しい」と言った発言の理由はそこら辺に関わっていると思います。要するにリィンが地精達に捕まらなければいいんですから。捕まらないように監視、あわよくばこっちの陣営について欲しい、と考えていたのではないかと。 第二分校は所謂反オズボーン派の人間が多く、向こうと切り離すのには適した環境だったのでしょう、分校長も居ますし。

さて、ミュゼのさっきの発言「私にしか打てない最悪にして最低の一手」というものがありますが、なんでこれはミュゼにしか打てないんでしょうか? ミュゼがクレアやレクターの様にそういう才能を持っているから……の一言で片付けられる様な気もしますが、それ以外の理由もあるんじゃないかと私は思っています。

さっきの自分の仮説だと彼女はリィンが贄になることを知っていることになります。いくら先見の明を持っているとしても、さすがにそこまで見越すのは無理なのでは?彼女は呪いによる影響でアッシュがああなるのを見落としていましたから……。

彼女は「黒の史書」と対応するような、例えば「白の史書」みたいなものを持っているのでは…? それと黒の史書の内容にどれぐらいの差異があるか分かりませんが、それにリィンが贄になると書いてあったなら知っててもおかしくないかな……と。 彼女の両親は海難事故で亡くなっていますが、その事故もまあきな臭いですよね……。ストレートに考えれば前カイエン公が殺したんじゃないかと思いますが、彼女の父親も白の史書を保持していたならそれを邪魔に思った人間に消された可能性もあります。 もしかしたら、彼女の両親たちも自分たちが死ぬことを分かっていてミュゼに話していた、ということもありえるかもしれませんね……。

ぶっちゃけ至宝を今どうにかするだけなら起動者を一人だけでもどうにかすればどうにかなる……んですかね?動かせなければ〜って思いましたけど目覚めた時点でアウトかもしれませんね。

3.新旧Ⅶ組

主人公サイド。 目的は「リィンの救出」と「終焉を食い止めること」。決起軍とはたぶん前述の通りだとリィンの扱いについて衝突します。だからミュゼも「ここでお別れです」と言ったのだと思います。 彼女を説得するのは新Ⅶの役目ですね……頑張れ……!

全体的におそらくⅡの勢力図と色々反対なんですよね。 Ⅱ→政府vs貴族軍+結社+解放戦線(クロウ)

で、Ⅶ組は一応第3陣営でしたが結構軍と連携取ってましたよね。

Ⅳ→地勢+政府+結社+リィン vs 決起軍

こちらでもⅦ組は第3陣営です。それで後に決起軍とは協力すると思うので……。

ⅢがⅠのセルフオマージュだったのでⅣもⅡのセルフオマージュになるのかなー。

(2018/9/24 追記)

書き忘れていたんですが、Ⅲ最後でカレイジャスが爆破され、トヴァル、ヴィクター、オリヴァルトは死亡したと思われていましたが、多分ジョルジュがアルベリヒを裏切って助けてると思ってます。ゼリカさんも助けてるでしょ??(そうだと言ってくれ…) まあ含みが多かったのでそうだと思ってる方も多かった……ですよね? ジョルジュは多分アルベリヒの右腕的なポジションですから、Ⅱで貴族軍を裏切ったルーファス(参謀、右腕ポジション)のオマージュ……みたいな感じだと予想しています。

神話関係についても書きたい…んですけど間に合うのだろうか……。出来そうにない……。

最先と最後 ゼノギアスクリア感想

ゼノギアス  クリア感想

 

先日vitaのゲームアーカイブスでダウンロードしたゼノギアスをクリアしました!クリアしたのは五月初めだったのに記事を書くの滅茶苦茶おそくなってしまった!

前からプレイしたいと思っていたゲームだったのでプレイするのを楽しみにしていました。

プレイ時間は約60時間ぐらいかな……?あんまりレベリングとかしなかったので戦闘で詰まるかなー……と思ったんですけど詰まらなかったんで良かったです。最終レベル67〜64ぐらいでした。

という訳で感想行きます!

 

全体の感想

ストーリーの中に色んなテーマが盛り込まれていて(後色んなモチーフが盛り込まれていたみたいで……私は全然知識無いので分からないものが多かったですが!)とても興味深いし面白かったです!戦闘もあまりこういったシステムはやったことが無かったので新鮮で楽しかったです。あと戦闘時とか移動時のドットの動きがめちゃくちゃ好きです、特に髪の動き……。

 

人は人と支えあって生きていく

私が特に根幹にあったテーマだと思ったのは、「人は人と支えあって生きていく」ということです。

作中出てくるニサン教の教義や、片翼しかない対になった天使がこれを提示していますよね。また、このテーマ自体がフェイとエリィの関係を現しているのかなとも私は思いました。

接触者と対存在は二人で一つみたいな感じであり、二人の性質もそうなんですが、DISC2に入るまで二人って互いに依存している様な部分があると思うんです。フェイもエリィも目に見えない自分の力の暴走で人を殺めてしまっていて、最初会った時から互いの似た境遇から重ね合わせていた様な部分がありました。改めて二人が前世の記憶を取り戻してから、接触者と対存在ではなく、自分自身として個を確立して二人は互いに向き合って、真に支え合って行くことが出来たのだと思います。

 

キャラごとの感想

フェイ/ウォン・フェイフォン

お馴染み主人公。18歳……!?20〜22ぐらいかと思ってました。エリィとバルトも同じく……。ゼノギアスのキャラは大人びて見えますね。

過去が悲惨さのオンパレードですね……PT一不憫度を争うぐらいなんじゃないかな、他のメンバーの過去もアレなんですけど……。

フェイの目的は最初から一貫してた訳ではないんですよね。いや本人は村から出るつもりは最初無かったわけですから当然なんですが。

彼が流されて旅をして戦うことによって自分を見つけ出していく、というのがゼノギアスの物語の主軸になっていて、そういう所も好きです。

 

エリィ/エレハイム・ヴァン・ホーテン

お馴染みヒロイン。ヒロイン力高すぎィ!凄い優しい。その優しさ故に苦しみ、それでもなお優しさで沢山の人を救いましたね…こう言うと聖女って感じですが(実際聖女の生まれ変わり)自分の愛のために最後は戦いに行く、っていうのが自分らしくあろうとしたエリィらしいです。

フェイとエリィが二人で漂流するシーンめちゃくちゃ好きです。二人が話す内容や曲もですが、二人の間が一気に縮まったシーンであり、ゼノギアスのテーマが内包されたシーンでもあるなあ、と思います。

 

シタン/シタン・ウヅキ

お馴染み先生。本編ではほぼ全く触れないのに滅茶苦茶重い過去持ってるのなんなんですか先生……。

もう凄い胡散臭い。途中なんか敵のボスっぽい人と会話してるし(実際は違う)、一般人が持ちえない情報もってるし……と、とことん疑わせてからの正体発表。いやあしてやられましたね……。この人一人で何とかなるのでは?

ミドリちゃんが先生に対して口をきかない理由、あーなるほど…!ってなりました。

フェイにとっては色々教え、叱咤し、導く先生でありながら親の様なひとですね。なんとなくなんですが、ゼノギアスのPTメンバーはまだ子供の部分を残しているキャラが多いように思っていて、その中で明確な大人として描かれていたのがシタン先生だったなあ、と感じました。人肉食わせるけど。

 

バルト/バルトロメイ・ファティマ

お馴染み若。本編であまり詳しく触れませんでしたが過去重くないですか(二回目)。

ゼノギアスのキャラはほとんどそうだと思うのですが、彼は全然昔にあった悲惨なことを感じさせない性格ですよね……強く生きてるキャラが多い。

マル―との掛け合いが好きです。見てて和む……。

フェイにとっては村が焼かれた後バルトと出会えたのは幸運でしたよね。色んなものを背負ってなお明るいバルトに救われてる所もあったんじゃないでしょうか。

 

ビリー/ビリー・リー・ブラック

お馴染み少年神父。個人的に彼の居る大陸の方へ移動してから第二部始まったな!みたい感じが強かったです。本編で彼の過去についてはガッツリ触れましたね。重い(四回目)。お父さんを人間弾頭で撃たせたときはどこまで彼を追い詰めるんだ!?と思いましたよ…。生きてた。良かった。シタン先生何作ってるんですか。

プリムが声を取り戻したときに、年頃の少年らしく笑っていたのが印象的でした。良かったよ…本当に…。銃のモーションがカッコいい!

 

リコ/リカルド・バンデラス

お馴染みキング。30歳……30歳!?シタン先生のが年上かと思ってた(27歳)。っていうシタン先生が若すぎ…?過去が重い(五回目)。これも全部ソラリスって奴のせいなんだ……。ハマーの事について言及してるところでめっちゃしんどくなりました。しんどい……。

 

チュチュ

お馴染み原住生物。ドテスカチュチュポリン。可愛い(可愛い)。チュチュの重さのせいでマル―が逃走失敗したっていうのは吹きました。チュチュが大きくなるシーン好きですね……こう、動物が頑張るのに凄い弱いんですよね……。シェバトのチュチュ達が最後ほぼ皆居なくなってるのめちゃくちゃショックでした…やっぱ墜落したときに…。ぬいぐるみが欲しい。

 

マリア/マリア・バルタザール

お馴染みゼプツェンに乗る少女。過去が重い(六回目)。ロリにも容赦なく重い過去を課してくる……。ゼプツェン、お父さんだけじゃなくお母さんも宿ってたんですね……彼女のことをずっと守り続けてるんですよね(´;ω;`)

飛翔、凄い良い曲ですよね。ずっと憎しみだけで動いていたマリアの心があのシーンで解放されたのも示唆されてるのかと思ったり。

 

エメラダ

 お馴染み人工生命体。エピソードⅢでのキムとエリィの子。二人が希望を託して生まれた天使で、そのナノマシン技術が悪用されてしまうなどもありましたが、彼女は二人の願い通りしっかり成長しました。記憶を取り戻したことが彼女の幼年期を終わらせるきっかけになったんだなあ…とかなんとか思いつつ。クレスケンスのデザインめっちゃ綺麗ですよね、自身を変形させて戦うエメラダに合っていて素敵です。

 

 

以上です!凄い面白かった!

次は閃の考察続きかゴーストトリックもやってたのでそっちの感想になるかなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閃の軌跡Ⅳ 事前公開情報からの考察、予測(妄想)①

こんにちは!

今回は以前書くと言っていた閃Ⅳのプロローグからの考察、妄想をまとめようと思います。

 

プロローグについて

 

プロローグの更新が来た時、あれ?プロローグ更新されてる……うわあああああ!!!リィン闇堕ち!!!???し、しかもこの最後のセリフ……50ミラ先、蒼のジークフリード先輩!!!???これはパーティ入りと見て良いよなぁ!!!???……とかなんとか酷く狂乱しました。

実際結構予測だったものが確定情報になったので、嬉しかったり……。

まあそんなこんなですが考察、妄想していきます。

 

閃の軌跡Ⅳ公式ホームページのプロローグから気になるところを抜粋抜粋!

 

大切なものを守れず、取り返しのつかぬ事をした己に絶望し、
“贄”となった運命すらもただ従容と受け入れる。

それが《灰色の騎士》リィン・シュバルツァーの成れの果てであった。

 

 

リィン闇堕ち……。

とまでは行かないかもしれないですが、少なくとも「もう何やってもダメなんだ……」みたいな感じっぽいですね。

……贄ぇ!?今回の贄はアッシュじゃなかったのか!!??

贄ということは、オズボーンやアルベリヒの目的にリィンは必要なんでしょうね。(オズボーンの目的=アルベリヒの目的とも限りませんが)

 

エレボニア帝国という史上最大の軍事国家は
《大地の竜》ヨルムンガンドの名の下に世界を呑み込み始め……

世界もまた、最悪にして最低の最善手によって
巨竜を絡め取り、その首を落とさんと動き始めていた。

 

 

ヨルムンガンド、初出ですね。北欧神話関係でもまた一記事書こうと思ってます。

問題は帝国内だけでとどまらず、『帝国vs世界』の構造になります。

最悪にして最低の最善手を打とうしているのはミュゼなので、ミュゼ達(ヴァイスラント決起軍)が世界側です。

世界、というぐらいですから他国の力も借りるつもりなのでしょうか。

向こうは世界を終わらせようとしていますから、こちらは世界を存続させようとする世界の意志……(というか生き続けたいという世界の意志)なのかもしれませんね。

 

その劫火によって宿望を成就せんとする黒き意志と
主の計画のため手段を選ばぬ蛇たちの狙いを識りながら。

 

黒き意志=地精。

Ⅲラストでは蛇達は利害の一致で帝国側に協力していましたが、Ⅳではどうなるんでしょうか。一応ルーファスやシャロンのスクショを考えると協力関係を続けている可能性は高いと思われます。

 

『──だったらあの人の胸倉を掴んででも
 違うだろう、そうじゃないよって分からせる!』

『それがあたし達にしかできない
 “役目”なんじゃないんですか!?』

 

 

ユ、ユ、ユ゛ウ゛ナ゛ア゛ア゛ア゛!!!(号泣)

リィンがもし闇堕ちしたらきっと先頭切って助けにいくのは…新Ⅶなんだろうな…と思っていたのでめちゃくちゃ嬉しかったです…。

Ⅲの終わりを見てから、しがらみが無い故に自分たちがしたいことをするために真っ直ぐ動けるのはユウクルアルしかいないと思ってたので……混乱する中で真っ直ぐ皆を引っ張ってくれるのはユウナしかいない、とも思っていました。

個人的に助けられたから今度はこっちが助ける!という展開が大好きなのもありますけども!

違う、そうじゃない!ということはリィンがユウナ達視点から見て間違ったことをしている、ということになります。

やっぱオズボンに従ってるのかな……。

 

 ──その言葉が、擦り切れた魂に再び火を熾した。

エレボニア帝国、トールズ士官学院《VII組》。身分や立場、国籍すら超えて集められ、二代目も加わった曰く付きにして“最高”のクラス。

彼等は立ち上がる──終焉に諍うために。

彼等は前に踏み出す──光と翼を取り戻すために。

『さあ──“全員”で見届けてやるとしようぜ』

『この最悪で、クソッタレなお伽噺の結末をな』

 

 50ミラ先輩!!!!!!!!!!

貴方ニコ百で半プレイアブルキャラって言われてるんですよ!!!実質そうだけど!!!早く正式プレイアブルになって!!!序盤から最初に使えるようにして!!!ちゃんと仲間になった時から五年経つんですよ!!!待ってた!!!!

 

全員、という部分が強調されていますから、やっぱりⅦ組全員集合するんでしょう。ただミリアムは…実体もっての復活まで行くかはわからないですね。というか特典でアルティナがⅢミリアムの衣装を着れるのが出てしまったので若干可能性下がった気がします。ホログラムとか、魂がクラウソラスに宿るとか……。

 

とりあえず今回はこんなかんじで!

 

 

 

 

 

閃の軌跡Ⅲ 考察・予測(妄想)② OP・ED編

いつも軌跡のOPとEDの歌詞は本編と関係があるので、そこら辺の解釈・妄想です。 Ⅳのプロローグからの予測の内容が多い……のでそっちも後でまとめます。

行き着く先

これ最初聞いた時(発売前)全く誰の曲か分からなかったんですよね……サビはリィン始め主人公サイドの歌詞だな、とは思ったんですが……。 最初っから誰視点だ……?という感じではあったんですが、Ⅲの内容とⅣのプロローグから考えて、とりあえずリィン視点だと仮定します。

誰かを愛したくて 誰かに愛されたくて 震えながら 夜明けを待っている

II〜Ⅲ時点でのリィンの心境……? 養父母、妹、友達に囲まれて恵まれた人間関係ではありますが、思い出したオズボーンの優しそうな面影から実の父親に愛されたい、という気持ちが出てきたけれど、リィン自身には何かが足りない、という感じしかなく誰にを愛したい、愛されたいのか分からないような感じだったのかな、と。 クレイグや皇帝からもオズボーンの良い面を結構聞いていたから、っていうのもあるかな…。 あ、夜明けを待っているっていうのは少し覚えといてください。リフレインの方で説明します。

夢見て憧れたって 両手を差し出したって 答えなんか どこにも落ちてやしないさ

オズボーンに普通の親としての愛情を期待して、問いかけの答えを求めても、オズボーンはちゃんと全てを答えてはくれない。

ずっと 追いかけて彷徨って いっそ 捨ててしまいたい 望んでるのは 温もりだけ (LOVE! HATE! HATE!) (TRUST! LOVE!) 束の間でも

どうすればいいのか彷徨い、愛情を求めてオズボーンを追いかけるけど答えは見つからないし与えられない。 いっそそんな期待や感情は捨ててしまいたい。望んでるのは愛情や温もりだけ。 オズボーン自身や彼がしていることを憎んでいる。けれどオズボーンのことを愛したい、信じたい。

走り出す どこへ向かうの 突き進むしかないのなら 行く先に何があっても 真っ直ぐに (Hey!) 進め (Hey!) 軌跡が答えになる

ここはそのままですね。 答えが見つからなくても、自身がしたことが答えになると信じて走り続けるだけ。 リィンだけじゃなく新Ⅶ全員共通かなと思います。

あなたを愛したくて あなたに愛されたくて 怯えながら 見つめ続けている

ここから2番ですね。2番からは4に入ってからの内容だと思っています。 あなた=オズボーン。 オズボーンが何を考えているのか、自分に何をさせたいのか全く分からず怯えている。 けれど見るのをやめることはしない、期待することをやめることはできない。

求めてそばにいたって 涙を差し出したって 言葉なんか 一つも落ちてはこないさ

(捕まっているから物理的に)近くにいても、泣いても、オズボーンはなんの返答もしてくれない。

ずっと 追いかけて彷徨って いっそ 消してしまいたい 望んでるのはやすらぎだけ (LOVE! HATE! HATE!) (TRUST! LOVE) 束の間でも

一番と同じですね。 望んでいるのは穏やかに暮らしたい、やすらぎを得たいということ。

叫びだす 誰に届くの 吠え続けるしかないのなら 辿り着け 何があっても 真っ直ぐに (Hey!) 叫べ (Hey!) 軌跡が答えになる ここも同じですね。 オズボーンに届かなくても、答えが返ってこなくても叫び続けるしかない。

Who shuold I love?(LOVE!) Who should I hate?(HATE!) How can I smile?(SMILE!)

分かりやすくするため色を付けました。(ユウナクルトアルティナアッシュミュゼリィン) ここに関しては解釈が二通りあって、新Ⅶ視点とリィン視点の二通りあると思っています。 まず和訳行きます!

私は誰を愛すべきか? 私は誰を憎むべきか? 私はどのように笑えるか?(どうして私が笑えると思うのか?)

新Ⅶ:この曲中には何度も出てくる5つの英単語(hate、trust、smile、kill、love)があります。これに新Ⅶ組のストーリー内での感情とか当てはめるとしっくりくるよね…というのを某所で見て私も結構ぴったりくるな、と思ったので書かせて頂きました。

最初はloveでミュゼ……なんですけどメンバーで一番しっくりこない、解釈が難しいって感じましたね。ですが彼女については大分分からない事が多いので4で判明する可能性もあります。 現時点での解釈としては、彼女は4でおそらく一度は他のメンバーやリィンと袂を別つと思います。その最中で、自分が本当に愛している(親愛、愛情を持っているのは)誰なのか、使命とは別に自身の感情は何に向いているのか……? そんな感じなんじゃないかと思います。

次はhateでユウナ。本編序盤で彼女はリィンに対して憎しみ…とまではいかないかもしれませんが、クロスベルが奪われたという憤りをリィンにぶつけていましたよね。(実際はそれだけではなかったのですが) 自分にとって本当に憎むべき相手は誰なのか?と悩んでいるようにも思えます。

smileでアルティナ。本編を通して彼女は笑う事が出来るようになりましたね。 どうやったら笑えるのか、という答えを彼女は見つけたのだと思えます。 ……ですが、Ⅲ終了後から見て反語表現の方で取ると、姉が死んでしまったのにどうして私が笑えると思うのか、という風に取る事も出来ます。

リィン視点:オズボーンへの期待、不信、憎しみがないまぜになって何が本当なのか分からず迷っている。そんな状態で笑える訳がないだろう、みたいな。

Who should kill? Should I kill you? 誰が殺すべきか? 私は貴方を殺すべきか?

新Ⅶ視点:kilIでアッシュ。これも本編通りでしょうか。皇帝、オズボーンを殺すのは誰なのか、自分が殺すべき相手なのか?俺は誰を殺りゃあいいんだ、ですね。

リィン視点:先程と同じで誰と戦えばいいのか分からない。

Who should I trust?(TRUST!) What should I trust?(TRUST!) 私は誰を信じるべきか? 私は何を信じるべきか?

新Ⅶ:trustでクルト。彼は自分の一族が守護役から外され、自分の本来の主であったセドリックと対立し、自分が今まで信じていたものを失ってしまいます。その中でⅣでは帝国は真っ二つに割れ、自分は何を信じ、何と戦うべきか……。

リィン:何を信じればいいのか、誰を信じればいいのか……歌詞そのままですね。

How can I love?(LOVE!) What should I kill? Should I kill me? Hug me, please kill me.

私は何を殺すべきか? 私は私を殺すべきか? 私を抱きしめて、そして私を殺して

これはリィン視点です、凄い不吉な歌詞ですが……。Ⅲ内でリィンが鬼の力をだんだんセーブ出来なくなっている、という風に描写されていて、Ⅳのキービジュアルを見る限りもしかして鬼化が解けなくなってしまったんじゃないでしょうか。皆を見境無く傷つけてしまうまえに、自分を殺してほしい……みたいな。

走り出す どこへ向かうの 突き進むしかないのなら 行く先に何があっても 真っ直ぐに 進め 軌跡が答えになる

叫びだす 誰に届くの 吠え続けるしかないのなら 辿り着け 何があっても 真っ直ぐに (Hey!) 叫べ (Hey!) 軌跡が答えになる

ここの歌詞はそのままですね。 自分の道を突き進めば、やがてそれが答えになる。

こう見ると大分Ⅳの内容(予測)入ってますね。どこで切るか悩んでた感じはありますし、やっぱ予定より早い場所でⅢは切ったんでしょうか。

総合的に考えると、リィンとオズボーンの歌なんでしょうね。リィンは相反する気持ちを持っていて、行動しても向こうは何も明確な返しをくれず、どうすればいいか迷っている……そんな感じを受けました。

嘆きのリフレイン

そりゃ嘆きますよ、って感じのED。全体的に歌詞は暗く、今回の終わり方に合ったものになっています。 まず、これ誰視点なんだ……? 語りかけてる相手はリィンで確定だと思います。個人的には、リィンの内にある呪い、鬼の声かな……と。女性口調なのも気になります。

踊れ 狂ってしまえ 抗う術なき 嘆きの鐘は響く リィンも発狂しましたが国全体発狂みたいなもんでしたね。黒の史書の上で踊らされる役者たち。鐘は闘争本能を呼び覚まし、世界は呪いに包まれた。

絶望は甘い媚薬 諦めは手招き おいでよと 堕ちてしまえば楽園 怯えることなどないわ

めちゃくちゃリィンに諦めて欲しいみたいです。抗い、戦うことをやめれば苦しみから解放される。楽になれるよっていう悪魔の囁きですね。

誰でも夢見てるから 苦しいのね (Whoa! Whoa!) It’s gonna be alright 忘れてしまえばいいの いつだって (Don’t worry) 朝は来るわ

愛されることを期待するから苦しくなる。 It’s gonna be alright=なんとかなる、大丈夫だよ。全部(期待や果たさなければならない事)を忘れてしまえば楽になれる。 足掻き戦わなくても終わりはやってくる。 ここでの「朝は来るわ」と二番の「明日は来るわ」についてですが、行き着く先の方で「夜明けを待っている」という歌詞が出てきます。 この夜明けを待っている人(=リィン)にこの曲の語り部は朝、明日は来るわと語りかけているのです。また、夜明けを待っているのは黄昏(ラグナロク)の向こう側にある未来を望んでいる、ということとも掛けています。

踊れ 狂ってしまえ 抗う術なき 嘆きの鐘は響く 耳塞いで それでも ああ 拒むことなどできはしない 祈りにも似たリフレイン

耳を塞いでも呪いの声を防ぐことは出来ない。(例:ドライケルス、アッシュ) それに逆らうことは出来ない、拒むことは出来ない。 リィンは祈りにも似た嘆き(この現状から脱したいという望み、どうしようもない現状を嘆いている)を繰り返している。

寂しさに溺れる時 愛しさは裏腹 牙を剥く さらけ出してみればいい 怒りに震えるあなた

オズボーンに愛されず寂しさを抱え込み、オズボーンにとりあえず従って何を考えているか見極めようとするリィンにとって、仲間たちのリィンへの愛情(何故従うのか、止めようとする仲間の情)は自分への障害になる。 仲間を二度失い、何も出来ない自分に絶望したリィンは、自棄になり自分の境遇とは違う他の仲間たちには自分のことなんか分からないだろうと、仲間や教え子に感じてしまった怒りをさらけ出せばいいと声は言う。

誰でも愛されたくて 壊れるのね (Whoa! Whoa!) It’s gonna be alright 奪ってしまえばいいの 嫌だって (Don’t worry) 明日は来るわ

愛してほしいと思い、自身に絶望したリィンは壊れて、(っていうか闇墜ち…?)いっそオズボーンの指示にしたがって人々の幸せを奪ってしまえばいいのだと声は言う。 リィンがどう行動しようが終わりは来る。

染まれ 浸ってしまえ 逃れる術なき 嘆きの鐘は笑う 声枯らして叫ぶ拒絶 絡み囚われ 溶ける響き

声を枯らして拒絶しても、鬼(呪い)を抑える事は出来ない。 ……これ、鬼に乗っ取られてるのでは……。

祈りにも似たリフレイン リフレイン…… リフレイン…… 踊れ 狂ってしまえ 抗う術なき 嘆きの鐘は響く 耳塞いで それでも ああ 拒むことなどできはしない

染まれ 浸ってしまえ 逃れる術なき 嘆きの鐘は笑う 声枯らして叫ぶ拒絶 NO! 絡み囚われ 溶ける響き 祈りにも似たリフレイン

前の歌詞と同様ですね。 全体としてはⅢ終わりのリィンが、鬼(呪い)にと闇墜ち勧誘されてる感じですね。

鐘って重要ワードなことが多い(碧、閃Ⅰ、Ⅲ)ですが、Ⅳでも出るんですかねえ……。

はじめに

はじめまして。 このブログはまどりが好き勝手にゲームや漫画の感想、メモ等を好き勝手書いているものです。 書いている人が関係性萌えやNLが好きなので内容にそういうものが含まれる可能性がありますので苦手な方はご注意下さい。 そんな感じでゆるくやってるブログですが、良ければよろしくお願い致します。

閃の軌跡Ⅲ 考察・予測(妄想)① 起動者・騎神編

自分用にⅢで分かったことから考察、予測したことをメモしておく用の記事です。多分順次増えます。 書いている人が好きなキャラへの願望や贔屓が多少入っています、また様々な人や掲示板の考察予測等を参考にさせていただいてますので、その点はご注意下さい。 閃4のプロローグ等情報が公開されたのでその要素も含みます!

≪起動者≫(と騎神)について

〇分かったこと

  • ≪起動者≫は焔を刻まれし者である。

  • 試しを乗り越えたものが≪起動者≫となる

  • 騎神は七体(灰、黒、緋、蒼、銀、金、紫紺)いる。

  • 今回の≪起動者≫は灰:リィン、黒:オズボーン、緋:セドリック、蒼:クロウ、銀:アリアンロード、金:?、紫紺:ルトガ―である。また、その中でも黒は特別な存在である。

  • 騎神(起動者)はその時代ごとに必ず現れる(目覚める)訳ではない。

  • 騎神は、焔の至宝と地の至宝が融合した鋼を地精が作った器に入れたものである。

〇考察?

≪起動者≫になる条件がまだはっきりしていないので、そこについて考えたいと思います。

一つは試しを乗り越えることです。これは確定しています。クロウやリィンがやっていますね。 また試しには今まで魔女が導くもの……というイメージがありましたが、地精側のルトガ―が覚醒したのが死後であると考えると、導くのは地精でも出来るのでしょう。

もう一つ、上記でヒントになりそうなのが焔を刻まれし者である、ということです。 これは無印でリィンが試しを乗り越えた後にヴァリマールに掛けられた言葉です。なので、起動者になったことで焔を刻まれたか、焔を刻まれているから起動者になった、と考えられます。今回は後者であると仮定して進みます。

焔、呪いと起動者について

まず、焔とは何か。 騎神で焔、というと至宝の事が浮かびます。また、閃では焔が闘争の象徴の様に扱われています。碧ではティオがオズボーンに対して焔の幻影を見ていますし。

闘争、というのは至宝が昔の人々に願われたことでもありますね。後に人々が止めてほしいと願っても、止まることはなかった。このことから、騎神の中に入っている鋼は至宝が願われた闘争という性質をまだ持ち続けているのではないでしょうか。 また、帝国内に広がっていると言われている呪い、も至宝の一部であると地精側は言っています。呪いは戦乱(闘争)を起こす引き金です。

なので、焔=闘争本能……力を欲すること(無理やりですが)=呪いと考えてみます。必ずしも刻まれているのは呪いとは限らないような気もしますが。

次に起動者側から考えてみます。この条件を満たすかどうか?

リィンは鬼の力を持っています。エマがそのことも起動者に選ばれた理由の一つだと言っていました。 この力は心臓由来のものであり、オズボーンから移植されたものです。鬼モードになったリィンは、滅びよ……ってよく言いますよね。これ、誰が言ってるんでしょう。 どうにもリィン本人の意思で言ってるようには思えません。暴走してるときは本人に意識は無いようですし……。

それで、私はこれは呪い(焔)の声なんじゃないか?と思いました。 マクバーンが混ざってる、と言っていましたが至宝の力が混ざっていたのではないのでしょうか。闘争、相手を全て滅ぼしたいという意思。

それでもって、この心臓はオズボーンのものですから、この心臓を起点として焔が刻まれているとしたら、元はオズボーンに焔が刻まれていることになります。 その他の可能性としては、リィンが襲撃された時、殺される前力を欲してその時焔が刻まれた、ということも考えられると思います。

オズボーンはさっきの記述の様に、心臓に呪いを刻まれていた、のですがリィンに渡していますよね。 彼も襲撃の時に焔が刻まれてもおかしい話ではないのですが……。 焔は一部位だけでとどまるものではないのか、そもそも譲渡はできるのか……謎なことが多いので分かりませんね……。 ただ、イシュメルガは特別なので、他とは選定条件が違う可能性もあります。

クロウはお祖父さんが死んだ時……というよりは国民に責められるお祖父さんを見ていた時、でしょうか。 自分の無力さを痛感したとき、とも言えますね……。関係ない話ですが、彼の両親については何も分かっていませんよね。 下手したらお祖父さんと血がつながっていないみたいなこともあり得そうです……。

セドリックはⅡで無理やり呪われたテスタロッサに乗せられたときに、彼本人も呪われてしまったのだと思います。 それ以前からオズボーンの力強い姿に憧れていたようですし……。 Ⅲ本編でも力を欲していましたしね。また、テスタロッサも呪われていたので他の騎神とは条件が違います。

アリアンロード……リアンヌは、武人なので力を追い求めることは自然ですし、ドライケルスとあってから、この戦乱を治めるためにさらに力が欲しいと願っても不自然ではないかと思います。

ルトガ―は……ほら……猟兵ですし……常に力を求めてるっていうか……。

後半の方から段々適当になっていってしまいましたが、如何せん情報が少ないので……すみません。 一応、こじつけで全員なんとかなりそうです。

ということから、二つ目の条件を起動者は力を求めた者=焔を刻まれたものとします。

前起動者と現起動者の関係について

三つ目は、ゼクトールの初代≪起動者≫が猟兵だった、ということから考えてみます。 まずここから考えられるのは、同じような性質をもった人間が選ばれるのではないか?という事です。 リィンもドライケルスと似ていると作中で言われていましたよね。 他の人物は例がない(銀はリアンヌ、緋は例外、蒼は不明、黒はいない、金は不明)ので……。

そこで、もう一つ気になることがあります。現在の起動者たちはほぼ全員一回は死んでいる、という事です。 これには契約以前に死んだ人(リィン、ルトガ―)、契約後に死んだ人(リアンヌ、クロウ)に分かれるのですが(オズボーンは契約時期が分からない、セドリックは死んだか分からない)どちらにも生き返っている人がいる時点で、契約以前か以後かというのは生き返りの条件にはならないのではないかと考えます。 同じ方法で生き返ったルトガーとクロウが分かれているので。 ちなみにリィンが死亡していると考えたのは、彼が5歳以前の記憶を持たないこと、来た時には既に心臓が貫かれていたことからです。

なぜ起動者は生き返れるのでしょうか。 それは、騎神と起動者の魂には霊的な繋がりがあり、それによって呼び戻せるもしくは、騎神もしくはどこかの空間に起動者の魂を保存することができるのではないでしょうか。 身体が無事か、修復もしくは近しい身体であれば何らかの手順で魂を身体に呼び戻すことが出来るのではないでしょうか。

また、ルトガーとクロウは地精の手によっておそらくホムンクルスとして再び生まれ(組成され)ました。 同じくホムンクルス(厳密にはOzなので違いますが)であるミリアムやアルティナは成長していませんが(太らない、と言っていましたね)、クロウの身体は成長(髪が伸びている)しています。 この違いは、起動者であるか否か、もしくは本人の魂を持っているか否か、なのではないでしょうか。

突然なのですが、ミリアムとアルティナって全く似ていませんよね? 彼女たちが一から作られたなら、姉妹なのだから身体的に似た要素を持って作られる(メタですがデザインされる)と思うんです。 成功作を作るだけだったらわざわざ見た目を変える必要無いし。

なので彼女たちには元となった身体があるんじゃないかと思うんです……死体とか。 そのせいで彼女たちは死体の元の姿から成長することが出来ない、とか。 元が全く関係性のない人間の身体であれば、見た目には理由がつきます(Ozが特別な可能性もありますが)。

多分アルベリヒがクロイス家から盗んだ錬金術は完全ではなく、キーアのように一からホムンクルスを作ることは出来なかったんじゃないでしょうか。 クロウとルトガーも死体から組成されたというのは同じです。しかし彼らは起動者です。保存された魂を身体に呼び戻し、本人のまま生き返ることが出来たから、成長しているんじゃないでしょうか。

話は戻りますが、起動者の魂と騎神に霊的な結びつきがあるのが契約以前からあるとすると、一つ考えられることがあります。 各初代≪起動者≫の生まれ変わりが各騎神の≪起動者≫になるのではないか、ということです。 初代たちの時の契約によって魂自体に仮契約のようなものが施されたのではないでしょうか。 生まれ変わりであれば似たような性質を持っていてもおかしくはないですし……。 あと、リィンの名前の元ネタがリィンカーネーション(輪廻転生)なのではないか、というのも理由の一つになるかもしれません。 またドライケルスの生まれ変わりがリィンではなく、オズボーンという可能性もあると思います……見た目的にはそっちのが近い気がする……。 そうなると、本当はオズボーンが灰の起動者であり、呪い(炎)、契約の中心である心臓に移したからリィンが灰の起動者になった、ということになります。

起動者候補、と呼ばれていた気がしますが、実際のところは最初からヴァリマールはリィンにだけ声を掛けていましたし、アルグレオンも自分からリアンヌに声を掛けていました。 起動者候補は一人しかおらず、なるかならないか、というだけなんじゃないかと。 準起動者はアークスがあったから生まれたものなんじゃないか、とか。

上記した3つの条件をまとめると 1.初代起動者の生まれ変わりである(先天的条件) 2.焔が刻まれる(後天的条件) 3.試練を乗り越える(後天的条件)

となります。 その為、時代によっては起動者が出てこないのでしょう。

金の起動者は誰か?

この条件から、金の起動者が誰なのか考えてみます。 といっても1と3は使えないのですが。 色んな所で見たところ、オーレリア、アッシュ、ミュゼ、オリビエあたりが根強い予想でしょうか。 全員可能性はあるかな〜、とは思うんですが、私はアッシュを推したいです。 彼は呪いを埋め込まれていましたね。そのせいで皇帝を撃ってしまいます。それはハーメルの悲劇の時に起こったことだと思われ、当時彼は3歳です。

……疑問なのですが、3歳の子供が一人で猟兵が跋扈する中生き残れるものなのでしょうか。 普通に考えたら、無理だと思うんですよね。逃げ出したレーヴェヨシュアカリンをきっちり始末しようとするぐらいですし、かなり念入りに皆殺しにしようとしていたようです。それに、3歳児の子供は死んだふりとかも出来ないはずです。

でもアッシュは生きていた、それはなぜか? 率直に言うと、生き返らせられたんじゃないか、と思っています。

では、誰が生き返らせたのか。 ……人を明確に生き返らせることが出来るよう作中で描かれているのは、ひとつの団体だけです。……黒の工房、もとい地精です。 そして丁度ハーメルに関わっていて、地精とも関係があるとされる人物がいますね? そう、ゲオルグ・ワイスマンです。

彼は地精の技術とされる戦術殻を扱います。また現在、地精の一人とされているジョルジュ・ノームはアルベリヒからゲオルグ、と呼ばれていました。このゲオルグ、という名前に意味……例えば役職名であったり、地精内で継ぐ名前であったりするならば、ワイスマンが本当は地精であってもおかしくはないのです(偶然か必然か、ヴィータはワイスマンを嫌っていたようですし……)。

彼はハーメルに目をつけていましたね、事件の原因の一人にして、生き残った二人を結社に勧誘していましたから。 地精であれば多分アッシュが起動者候補だと分かるはずです。起動者はおそらく地精の計画に必要な存在ですから、ここで死なせてまた生まれ変わりを待つのは大変ですよね。 これ以外に、黒の史書の通りに皇帝を殺す(古の血を流す)為、アッシュを生き返らせる必要があった、とも取れます。 それとアッシュの身体に大きな傷とかは見当たらないんです。あんな惨劇に巻きこまれたら、傷があってもおかしくないのに……。

また、アッシュのことをハーメルから連れ出したショボくれたオッさん、が居ますよね。これがワイスマンなのではないでしょうか。 ワイスマンは認識を弄れますし、知り合いの振りをしてラクウェルにいたアッシュのお母さんに彼を頼むことは出来ます。自分をオッさんにも見せれるでしょう。記憶も弄れますし。 そもそも普通の人で普通にアッシュが生き残っているのを見たら一番近いパルムに連れて行くはずです。ラクウェルはハーメルから離れてますから……。

流れとしては、ハーメルでアッシュ死亡→ワイスマンがアッシュを生き返らせ記憶弄る(もしかしたら呪いを埋め込む)→ワイスマンショボくれたオッさんとしてラクウェルにアッシュを連れてくですね。 アッシュの呪いが地精によって付与されたのか(地精が出来るかもわからんですが)、ハーメル襲撃時に覚醒したのかは分かりませんが。 ちゃんと生き返るには、起動者でなければならない。 ので、2の条件を満たしてますし、一回死んでる可能性が高いのでアッシュかな、と推測しました。

他にも個人的に新Ⅶから一人起動者出た方がバランスいいよなーでもミュゼは指し手であんま前線に駒として出る感じじゃないかなーとか黒の史書と呪いに踊らされた一人であるアッシュがそれぶち壊しに行くの熱くない!?!?クロウもリィンも踊らされてるしこいつらが盤面ひっくり返すのめちゃくちゃ熱いじゃん!!!!アークス試験班、旧Ⅶ、新Ⅶって先輩後輩関係でワンラインで繋がってるし!!!とかって思ってました。

個人的には、指し手が起動者っていうイメージが無くて……。 なのでオズボーンが起動者だったのはめっちゃショックでしたね。 これについては、オズボーン自身も駒で、本当の指し手はイシュメルガなんじゃないか?で解決は出来るので、指し手であるミュゼ、オリビエは外しました。 オーレリアはあまりにもまんますぎるというか……ミスリードな気がするんですよね。彼女には人間としての強さを見せてほしいというのもある。

ちなみにルーファスの残るは…みたいな発言はただ単にオズボーンが黒だったからやっぱ残ったの金か〜みたいな風に取ってます。思わせぶりな発言多いですから……。 オズボーンとイシュメルガ、アリアンとドライケルスについても多分あとで書きます。