難転

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閃の軌跡Ⅲ 考察・予測(妄想)③ 各勢力の目的編

どうも、お久しぶりです!なんと三か月ぶりの更新です、なんてこったい……。そして発売一週間前を切っています……早い、早すぎる……。 なぜ更新が遅くなったかと言うと、オクトパストラベラーをプレイしていてですね、そちらにうつつを抜かして居たからです。クリアしたので、そちらの記事も書く予定です(あれそういえばゴーストトリックの記事も書いてない……) そんなこんなしていたらPVとかリィン達とかリベール組とか色んな発表が……。 更新が無い間も多くの方に見て頂けた様で感謝の極みです。 それでは今回の内容に行きますね!

閃Ⅳでの勢力図について

今回は各勢力の目的についてです。 まず、閃Ⅳでどういった対立構造になるのか私の予測を書きます。

1.帝国政府+地精+結社 VS  2.ヴァイスラント決起軍+帝国以外の国 VS  3.新旧Ⅶ組

こんな感じです。 ちなみに大雑把に分けてこうなるのであって、個人の思惑で動くキャラもかなりいると思いますので(例:マクバーン、デュバリィ、アリアンなど)これが絶対、と言う訳ではないです。 また本編内で関係性の変動も考えられます。

次になぜこうなるのか?という理由など。

1.帝国政府+地精+結社

おそらくオズボーン(イシュメルガ)を主としている帝国政府と地精、利害の一致で手を結んだ結社。 閃シリーズ最大の敵……ですね。 細かい内訳としては 帝国政府(オズボーン+鉄血の子供たち+軍、政府の大多数+トールズ本校) 地精(アルベリヒ+ジョルジュ+雇われた西風) 結社(使徒+執行者) ここに関しては特に理由とかは……無いかな? しかし改めて見たら凄い敵ですね……。軌跡シリーズ完結作と言われても通るレベル。

2.ヴァイスラント決起軍+帝国以外の国

ミルディーヌ・ユーゼリス・ド・カイエンを首魁とするヴァイスラント決起軍と、それに協力する帝国以外の国。プロローグの世界の意志、という部分とクローゼとカシウスが帝国に来る、黒月が動くみたいなので……帝国の横暴を目の当たりにして他国が黙っているはずもないですよね。 ヴァイスラント、はドイツ語で白の国(州、土地)のような意味らしいです。また、ミュゼ自身もイーグレット(白鷺)という白の入った名前を持ちます。 敵であるオズボーン達は黒の工房、黒の騎神……と黒づくめですので、それと反対に位置する、ということなんでしょうか(そもそもエレボニア自体ギリシャ神話の暗黒の神エレボスを元にしているのでそれもある?)。 白と黒の名、関係性は作中重要な意味を持ちます。 となると、シュヴァルツ(黒)という名前を持つリィンは……。そういうこともあってシュヴァルツァー家も若干怪しいんですよねえ……。 白兎であるミリアムが剣になったことも何か意味がある……? アッシュ(灰)はミスリードだったのか、それともハーメルの燃え滓、という意味だったのか。

3.新旧Ⅶ組

ここに関しては皆さんお馴染みですね。もっというと分校関係者やリィン達の先輩、同学年たちからも協力してもらえると思います。(全員とはいかないかもしれませんが……) なぜ決起軍と協力出来ないのか?というのは後述します。

各勢力の目的について

さて、本題に入ります!

1.帝国政府+地精+結社

この勢力のトップであるオズボーン(イシュメルガ)の目的は、ずばり元の姿、至宝の姿に戻ることだと思っています。 まず、さっきからなぜオズボーン(イシュメルガ)という表記をしているかと言うことから説明します。 私はオズボーンはイシュメルガに乗っ取られていると思っています。 リィンが覚えているオズボーンと今のオズボーンの乖離が激しいこと。 Ⅲラストでクロウがイシュメルガを見てこれがあんたらの親玉か、と発言したこと。 皇帝がオズボーンのことをもはや人外であるといったこと。 が理由になっています。

イシュメルガには地の至宝の意志みたいなのが宿っていて、それがオズボーンをじわじわ乗っ取っていたんじゃないでしょうか。 全部乗っ取ってた訳ではなく、まだオズボーンとしての人格が一部残っているとは思うのですが……(ミリアムにぬいぐるみをあげた、リィンと話している時一瞬悲しい顔をしたなど) アルベリヒがオズボーンを崇拝している様な描写がありましたが、それは自分が崇めている地の至宝そのものだったからなのだと考えています。

それでは地の至宝と共に鋼になった火の至宝の意志はどこに行ったのか、という事になりますね。 火の至宝の意志は、ヴァリマールが持ってたんじゃないでしょうか?ヴァリマールは昔の記憶を無くしていましたよね。 だから、自分がそうである、ということを忘れてるんじゃないでしょうか。 しかも火の至宝を祀っていた一族の子孫である魔女の眷属は地精よりも騎神に関しての知識は少ないようでしたし……。 少なくとも全ての騎神に闘争の意志は刷り込まれているとは思いますが、灰と黒は特別なんじゃないかと。 もっと言えば、灰の騎神は元は白の騎神だったんじゃないでしょうか? 白と黒の対立関係については先程触れました。ここまでやるとここもそうなのかな、と。 何かあって灰の騎神になったんじゃないかな……単純に焔の燃え滓みたいな感じで灰の可能性もありますが……。

まあそもそもオズボーンはオズボーンのままかもしれませんしね!!(白目)

話が少し逸れましたが、まとめるとオズボーンの目的は、至宝を元の状態に戻すことであり、アルベリヒ達はそれを手伝っているということですね。その為に、7体全ての騎神が必要なのだと思います(騎神から鋼を取り出し一つに戻す)

至宝を元の状態に戻すとどうなるか? 多分、昔の再来で大きく被害を出すと思われます。それが世界の終わり、なのでしょうね。 それをどうにかするには、闘争の願いを至宝から引き剝がさないと行けないのですが……。

次に、利害の一致で協力している結社についてです。 彼らの目的は作中で明かされてるのは幻焔計画の遂行ですね。 クロスベルの幻を持って帝国の焔を呼び覚ます、というのが幻焔計画らしいですが……。 それはプレロマ草とか霊脈の活性化とか、そこらへんのことなのかなクロスベル異変での影響は……あとクロスベルが帝国の支配下に入り影響を受けるようになったことぐらい?黒の史書に書いてあったから…とかそこら辺も関係ありそうです……。

と、クロスベルでの幻を〜の部分は実行されているので後半の焔についてですね。 ストレートにとれば、焔の至宝ですよね。 地精は地の至宝が元に戻ればいいので、鋼から分離したら焔の至宝についてはどうでもいいんじゃないかと。結社は焔の至宝をなにかしたいみたいなので、好都合ということです。 なにがしたいのかは……情報が無さ過ぎて!

結社と言えばアリアンロードについて。 彼女には彼女の目的がある、と思われますね。 約250年前、彼女はアルグレオンに乗りドライケルス帝と共に獅子戦役を駆け、その終わりと共に亡くなったと言われていました。それがなんらかの形で生き返り、今に至ります。

彼女の生き返った方法は多分他の起動者たちとは違うんですけど……なんだろう、騎神同士の戦いに勝利したその祝福(至宝の影響)とか……?まあ分からんのでそれは置いときます。 彼女と晩年のドライケルスが会っていた、と黒の史書には書かれています。 晩年のドライケルスは、おそらく呪いに蝕まれそれに耐えていました。(アッシュと症状が酷似している、帝位を継いだ日に正体を知った=黒の史書を読んで呪いのことを知った、と思われるため)

そこで彼はアリアンロードと再会し、何か会話をしたと思われます。 ここで注目したいのが、彼は呪いについて「幸いなのは子や末裔には祟らぬことか」と言っています。

つまり子や末裔ではなく、自身の生まれ変わり的存在、魂を継ぐ者には呪いが祟るんじゃないか(起動者になる運命のものは呪いを避けられない)と私は考えました。(生まれ変わりについては妄想①で触れてます)

ドライケルスはそれを懸念していて、アリアンロードにどうにかしてくれる様頼んだ、もしくは彼女からどうにかする、と言ったのではないでしょうか?

呪いを解くにはどうすれば良いのか。 多分呪いは至宝の一部なので、別れてる至宝が元の形に戻り、闘争の願いが剥がれれば呪いも解けるんじゃないか、と。(起動者が必要無くなるので)

アリアンロードは呪いを解くために至宝を元の形に戻そうとしていて、元の形の至宝をなんかしようとしてる結社とは利害が一致する、だから協力している……みたいな……。(盟主を信奉している、というのもあると思いますが)

多分二人は恋仲……だったんでしょうね。

2.ヴァイスラント決起軍

先程色々書きましたがミルディーヌをトップに据えたこの組織の目的は世界の終焉を止めること、です。

で、どうやってその終焉を止めるのか?ってことなんですが……。 それはミュゼ曰く「最悪にして最低の最善手」で、あまり他の人に顔向け出来るものでは無く、呪いの強制力を逆手に取ったものだそう。 誰にとって最悪で誰にとって最善なのか? 最善なのはこの世界、もっと言えばこの世界に住む普通の人々でしょう。ミュゼが取れる手段の中で世界を守るために一番ベターなものだと思われます。

では、最悪なのは誰にとってか。 Ⅳ予測①で書きましたが、私はリィンが終焉にとってなんか必要な贄……だと思ってます。 それがあって向こうに捕らえられてしまった訳で、終焉計画にはリィンが必要不可欠ということです。 ……リィンをどうにかすれば終焉は止まります。そのどうにかっていうのが「殺害」とか「封印」とか「カーボナイト凍結」とか……そういったものなんじゃ無いでしょうか。だから新Ⅶや関係者には顔向け出来ない。リィンが贄になるのは呪いによる強制力である。……と考えれば辻褄は合う、と思います。

Ⅲでのミュゼの行動や「心も魂も欲しい」と言った発言の理由はそこら辺に関わっていると思います。要するにリィンが地精達に捕まらなければいいんですから。捕まらないように監視、あわよくばこっちの陣営について欲しい、と考えていたのではないかと。 第二分校は所謂反オズボーン派の人間が多く、向こうと切り離すのには適した環境だったのでしょう、分校長も居ますし。

さて、ミュゼのさっきの発言「私にしか打てない最悪にして最低の一手」というものがありますが、なんでこれはミュゼにしか打てないんでしょうか? ミュゼがクレアやレクターの様にそういう才能を持っているから……の一言で片付けられる様な気もしますが、それ以外の理由もあるんじゃないかと私は思っています。

さっきの自分の仮説だと彼女はリィンが贄になることを知っていることになります。いくら先見の明を持っているとしても、さすがにそこまで見越すのは無理なのでは?彼女は呪いによる影響でアッシュがああなるのを見落としていましたから……。

彼女は「黒の史書」と対応するような、例えば「白の史書」みたいなものを持っているのでは…? それと黒の史書の内容にどれぐらいの差異があるか分かりませんが、それにリィンが贄になると書いてあったなら知っててもおかしくないかな……と。 彼女の両親は海難事故で亡くなっていますが、その事故もまあきな臭いですよね……。ストレートに考えれば前カイエン公が殺したんじゃないかと思いますが、彼女の父親も白の史書を保持していたならそれを邪魔に思った人間に消された可能性もあります。 もしかしたら、彼女の両親たちも自分たちが死ぬことを分かっていてミュゼに話していた、ということもありえるかもしれませんね……。

ぶっちゃけ至宝を今どうにかするだけなら起動者を一人だけでもどうにかすればどうにかなる……んですかね?動かせなければ〜って思いましたけど目覚めた時点でアウトかもしれませんね。

3.新旧Ⅶ組

主人公サイド。 目的は「リィンの救出」と「終焉を食い止めること」。決起軍とはたぶん前述の通りだとリィンの扱いについて衝突します。だからミュゼも「ここでお別れです」と言ったのだと思います。 彼女を説得するのは新Ⅶの役目ですね……頑張れ……!

全体的におそらくⅡの勢力図と色々反対なんですよね。 Ⅱ→政府vs貴族軍+結社+解放戦線(クロウ)

で、Ⅶ組は一応第3陣営でしたが結構軍と連携取ってましたよね。

Ⅳ→地勢+政府+結社+リィン vs 決起軍

こちらでもⅦ組は第3陣営です。それで後に決起軍とは協力すると思うので……。

ⅢがⅠのセルフオマージュだったのでⅣもⅡのセルフオマージュになるのかなー。

(2018/9/24 追記)

書き忘れていたんですが、Ⅲ最後でカレイジャスが爆破され、トヴァル、ヴィクター、オリヴァルトは死亡したと思われていましたが、多分ジョルジュがアルベリヒを裏切って助けてると思ってます。ゼリカさんも助けてるでしょ??(そうだと言ってくれ…) まあ含みが多かったのでそうだと思ってる方も多かった……ですよね? ジョルジュは多分アルベリヒの右腕的なポジションですから、Ⅱで貴族軍を裏切ったルーファス(参謀、右腕ポジション)のオマージュ……みたいな感じだと予想しています。

神話関係についても書きたい…んですけど間に合うのだろうか……。出来そうにない……。